3児の父である僕が、仕事から降りた?どういうこと?ですよね。苦笑 この記事では、プロトレーニングコーチとして、仕事に生きがいを感じていた僕の、今の考え方や人生論や子育てへの考え方を書いていきたいと思います。
【1】働くお父さんが仕事から半分降りたの真意とは?
これまでも、ブログなどで発信してきましたが、僕は、2020年に起業したことをきっかけに、仕事から半分降りました。「半分降りる」と書くと、ちょっとネガティブで誤解を生みそうですが、仕事での成功だけを追い求めるという人生から降りた、という意味で受け取ってもらえればと思います。
これは個人の人生観になってしまいますが、それまでは、仕事での自己実現が自分の人生での目標であり、最大の幸せでしたが、そうではなくなったのです。ある意味で、「今」に真剣に向き合うことを意識しました。そこが明確になったことで、自分の時間の取捨選択と使い方が変わりました。
【2】今に真剣に向き合うとは?
「今」は、家族との時間、子どもたちとの時間を大切にすることの優先順位が高いです。常々、妻とも話をするのですが、あと数年もすれば、子どもたちも、「自分の時間」を持つようになり、親から自然と離れていきます。友人と過ごす時間が増えたり、恋人と過ごす時間が増えたり(悲)、、、自分たちがそうであったように、親との一緒にいるのを煩わしく感じるという当然の時期がすぐにやってくると思うのです。だからこそ、余計に「今」を大事にしたい!「今」の家族、子どもたちと一緒にいる時間を大事にしたい!と思うようになりました。でも、こんな風に思えるようになるにも、割と時間がかかったのは事実です。
【3】働く男とのしての葛藤と”ある言葉”との出会い
自分が好きで始めたこの仕事で、もっと結果を出したい!自分の周りは、日の丸をつけたり、プロチームで第一線で働いていたりと、そこに対する葛藤もあったのも事実です。しかし、僕の仕事において、こうした現場で活躍している人たちは、例にもれず、家庭、家族を犠牲にしています。
「お父さんは、たまに帰ってくる人」「子どもの門出も写真や動画だけ」なんて人ばかりです。
そんな人生は僕は嫌だなと思ったし、前述したように、自分が子どもや家族の方を向ける余裕が持てた時には、子どもや家族の方が僕の方を向いていない、ということだけは避けたいなと思いました。そんな時期にある人の言葉に出会いました。
【仕事は人生の一部】
この言葉は僕の背中を後押ししてくれました。どんなに自分の好きな仕事で、自己実現しようと、仕事は僕の人生の中の一部でしかない、ということ。その他にも子どもたちとの時間、家族との時間、日々の何気ない日常など、多くのことが重なり合って、人生は構成されているということ。この言葉で、そんな当たり前の事実に気づくことができ、起業してからの自分の仕事の仕方や時間の使い方を工夫しています。
【4】現在の働く3児の父としての価値観とは?
誰かの犠牲のもとにしか成り立たない人生は、僕は生きたくない。自分や、家族みんなが笑える人生を生きたい。これこそが僕が大切にしている価値観となりました。そうすると日々の時間の使い方はどんどん変わっています。
子どもたちがわくわくすることはなんだろう?家族みんながわくわくすることはなんだろう?
そんな視点でも日常を過ごすことを意識するようになりました。スクリーンタイムに時間を取られたり、仕事に時間を取られたりするのではなく、子どもたちと公園で遊んだり、絵本を読んだりどこかに出かけて、美味しいものを食べたり、そんな「体験」や「経験」をする【コト】に時間を使うという意識を持つようにしています。
窮屈な毎日を過ごすのではなく、そういう余裕を自分の生活のなかに作り出すことこそが、より豊かな生活へと変えてくれると信じています。
最後に:3児の父として伝えたい想いとは?
【仕事は人生の一部】という認識を持つことで、人生をもっと大きく考えることができ、より豊かに生きことが事できるようになると思います。そして、この選択が自分にとって、そして家族にとって、良かったと、未来で思えるようにしていけるように、「今」を生きたいなと思います。
熊本市北区武蔵ヶ丘で、夫婦で活動しているタラコウタロウ・タラマイです。
子育て世代を笑顔に!をコンセプトに、自分たちができることから挑戦しています!