「もうすぐ末っ子長男の誕生日だから、楽しい誕生日会をプロデュースしてほしい!」
小学校1年生の次女に、仕事の依頼をしてみた。この記事では、小学校1年生がどのように仕事を作り、3児の親として、タラ夫婦はどこまで介入したのか?そして、実際にどんな誕生日会になったのか?を書いていきたいと思います。
【1】小学1年生に仕事を依頼した経緯は?
小学校2年生の長女は、折り紙を使ってメルカリで売って、生きたお金の勉強をしよう!という事で準備を始めました。それを横でみていた小学校1年生の次女が言ったんですよね。「私も何か、長女ちゃんみたいにお金をもらいたい!」と。
3児の親である、タラ夫婦が考えた結果が、楽しい誕生日会を作るイベンター・プロデューサーという仕事です。次女は、人を喜ばせることが好きだし、音楽も好き!ダンスもやっているので、自分で踊ることも出来るし、簡単な振り付けも出来るはず!と想い、次女にこういうのやってみない?と言ったら、本人もやってみる!と言ったので、一番近い誕生日である末っ子長男の誕生日をプロデュースしてもらいました。
【2】準備段階での親の介入
ここで気になるのは、どこまで親が介入したのか?だと思うので、その辺りを書いていきたいと思います^^
まず次女に考えてもらったのは、誕生日会の主役が何をすれば喜んでもらえるのか?という事です。
末っ子長男の好きなものは何?好きな歌は何?何をすれば嬉しいと思う?
私が質問し、次女に考えてもらいました。すると、次女がすぐに「ポケモンが好きだと思う!」と答えてくれたんですよね。確かに、最近、アマゾンプライムで歴代のポケモンをずっと見ている末っ子長男なので、ポケモンいいかもね!
「あとは、あの歌も好きだと思うから、みんなで歌うのがいいと思う」「このポケモンの歌に合わせてみんなで踊るのもいいかも!」など、どんどんアイディアが出てくる次女。
そしたら、それを紙にまとめて、プログラムを作ろう!と提案しました。ちなみにプログラムの内容はこれです。
- はじめのあいさつ
- ご飯を食べる
- みんなで歌う(Creepy NutsのBling-Bang-Bang-Born)
- サビをみんなで踊る(ポケモンのアローラ‼️)
- ケーキを食べる
- プレゼントを渡す
- おわりのことば
誕生日会で次女が司会もするので、マイクが欲しい!ということで、100均に行き、おもちゃのマイクゲット!そして、当日必要な音楽を音楽を流す担当のお父さんにお願いし、下準備は完了。
【3】誕生日会本番の様子
誕生日会当日の様子はこんな感じでした。
まずは、マイクをもった次女が、はじめの挨拶を良い、乾杯からスタート!誕生日パーティーのメニューも次女がマイクを持って解説してくれました。結婚式のシェフばりに!笑
ご飯を食べた後は、いよいよ出し物タイム!と、その前に、みんなで踊るアローラ‼️という曲のサビの振り付けのレクチャータイムから。サビをみんなで踊る為に、次女がダンス未経験の私たちでも踊れるダンスの振り付けも考えてくれました。けれど、ちょっとしたステップが難しく、旦那さんも私も足がもつれてしまって。笑
でも、何とか練習し、まずはみんなでCreepy NutsのBling-Bang-Bang-Bornを熱唱。
「続きまして、みんなでダンスのプレゼントです!」
と次女が進行し、ダンスタイム。サビまでは次女のソロダンス。即興で踊るあたり、すごいな!と感心していた親です。笑
で、サビ付近になって、次女が「みんな入ってきて〜!」と言い、全員でサビ部分のダンスを踊りました。笑
ここで、ケーキタイムかな?と思っていたら、次女がいきなり「ちょっと劇やりたいんだけど!」と言い始め、即興の劇スタート。笑
長女も巻き込み、何の劇をやるのかな?と見ていたら、赤ずきんの劇を始めるタラ姉妹。
赤ずきんの役、おばあさんの役、狼の役、猟師の役を二人が、上手に入れ替わりながら演じており、打ち合わせで無しで、それっぽく出来るのすごいやん!と親バカ炸裂していた我々夫婦です。笑
その後、ハッピバースデーを歌い、末っ子長男が生まれた時から今までの写真をずら〜と見て終了しました!約2時間の誕生日パーティーでした。
【4】誕生日会をプロデュース!の依頼料と収支は?
ここから、次女は、100均で買ったマイク代100円を私に支払い、劇を一緒に盛り上げてくれた長女に出演料として100円を渡していました。
結果、次女が今回の誕生日パーティーで得たお金は1,800円になります。
最後に:仕事を自分でクリエイトして欲しい!
親のエゴではあるのですが、大人になり、起業してもよいし、会社等に勤めてもよいのだが、どんな場面でも、仕事を自分で作れる人になって欲しいな!と思っています。
仕事は誰かのお困りごとを解消するものだと思っていて、私たち夫婦のように小さな会社だと、お客様の顔が浮かぶので、あの人のお困りごとを解消したい!と思い、仕事も作ることが出来ます。
しかし、大きな会社等に勤めるほど、誰のための仕事なんだろう?と、自分の仕事の先にいる相手の顔が見えなくなってくると思います。でも、どんな場合(製造業とかでも)でも、自分の仕事の先には相手(お客様など)がいると思うので、そこまで考え、自分は何が出来るんだろう?を常に考え、仕事を作っていって欲しいなと思っています。
生まれた時は、生まれてきてよかった〜!というその想いだけだったのに、大きくなると親がよく深くなりますね。苦笑
押し付けにならないくらいで、本人が楽しみながら、お金や仕事のことも考えるキッカケは伝えていきたいと思う、3児の親タラ夫婦です。笑
熊本県熊本市北区武蔵ヶ丘で、夫婦で活動しているタラコウタロウ・タラマイです。
子育て世代を笑顔に!をコンセプトに、自分たちができることから挑戦しています!