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3児の母の失敗を教訓に!失敗しない離乳食の始め方

3児の母タラマイ
次女ちゃんの離乳食、完全にしくじったよね。。。

私は3児の母です。4歳長女ちゃん、3歳次女ちゃん、そして0歳末っ子長男くんです。失敗といったら、言い過ぎかもしれないのですが、次女ちゃんの離乳食は、しくじった。。。とよく旦那さんと話しています。
どんな事で失敗したのか?そして、その経験を生かし、末っ子長男君の離乳食は、どのように始めていたかを書きたいと思います。
二人目の離乳食を始める方には、特に読んで頂きたいです。

【1】現在の次女ちゃんの様子

現在、次女ちゃんは3歳です。ご飯はもちろん一人で食べる事は出来るし、最近は箸も使えるようになっています。(えらい!)
そんな、箸も使える次女ちゃんなのですが、根本的な咀嚼(そしゃく:モグモグすること)が上手ではありません。お肉は好きだけど、上手に咀嚼出来ないから、とても時間がかかります。(我が家ではコレをお肉地獄と呼んでいる。笑)パンなど、口の中の水分を取られる系の食べ物は、上の歯の裏にため込んで、モニョモニョしてしまいます。

【2】なぜ咀嚼が下手くそなのか?

原因は、私達夫婦が、離乳食をないがしろしてしまったからです。
我が家は、年子なので、次女ちゃんが離乳食を始める頃、長女ちゃんは、2歳になったばかりでした。まだまだ手がかかる2歳児と、100%手がかかる6ヶ月児の離乳食。
親もあっちも食事介助、こっちも食事介助でてんやわんや。結果、次女ちゃんの離乳食が蔑ろに。。。苦笑

【3】離乳食の時期ごとに大事なこと

離乳食初期(ゴックン期:5〜6ヶ月頃)

ゴックン期ポイント
ゴックン期は、まず舌の前後運動を覚える時期

母乳やミルクしか飲んでこなかった赤ちゃんが、スプーンというものを使い、何か分からないが、口に入ってくるという未知の体験をするのです。この時のポイントが、自分の舌でスプーンの上に乗っているドロドロしたやつ(10倍粥など)を口の中に取り込む動きを習得することです。

下唇にスプーンをあてる→口が開いたら、スプーンを少し入れたまま待つ→赤ちゃんちゃん自身が舌で取り込み、口をハムっと閉じるのを待つ→ゴックン出来たかな?をチェックする。
そう、待つ事が大事なのです。長女ちゃんの時は一人目だし、もう穴があくんじゃないか?というくらい、食べる様子を観察していました。知らない内に、その子のペースで食べるのを待てていました。が、先ほども状況をお伝えしたように、次女ちゃんの時は待てませんでした。なんなら、上顎にスプーンで食べ物をなすりつけていました。(コレ、大人もやられたら、結構嫌な気分になりますよ!一度やられてみてください。苦笑)
舌の前後運動をあまり習得できないまま離乳食中期へ

離乳食中期(モグモグ期:7〜8ヶ月頃)

モグモグ期ポイント
モグモグ期は、舌が前後と上下に動く事が大事
が、例のごとく、次女ちゃんはこの動きを習得出来ず。ここだけの話、次女ちゃんよく食べる子だったんです。ご飯を食べてくれるって、親として結構嬉しかったりします。(離乳食作りって、手間がかかるから。)なので、どんどんスプーンにすくってあげていました。まだ口の中に食べ物が残っているのに、次から次に食べ物を詰め込んでいたと思います。舌をうまく動かすスペースがなく、モグモグが出来ない。。。
この時が、今のモニョモニョ食べの基盤を作ってしまったのだと思います。(反省)

離乳食後期(カミカミ期:9〜11ヶ月頃)

カミカミ期ポイント
カミカミ期は舌を前後、上下、左右に動かす事が大事な時期

もはや、中期でちゃんと舌の動きを習得出来ていないから、後期のこんな高度な舌の動きは出来るはずもなく。。。

【4】教訓を末っ子長男に活かす

スプーン選びにこだわる

スプーン選びが大事ということを3人目にして知りました。
離乳食をあげる時に、食べ物を乗せるところがなるべく平らな物をえらぶ。
なぜなら、くぼみがあると、赤ちゃんが口の中に舌で食べ物を取り込む事がやりにくく、また、親も食べ物をあげたいので、結果的に上顎になすりつける形になるからです。
また、スプーンの食べ物を乗せる所にでっぱりがある物を選びます。なぜなら、そのでっぱりがあることにより、沢山の量をあげすぎることを防げるのです。
※オススメのスプーン!というか我が家はコレを使っています!末っ子長男このスプーンのお陰で咀嚼が上手です!

 

待つ(とにかく待つ)

離乳食は、食べる事を一番の目的にしてはいけない。食べる練習をすることが一番の目的です。次から次に食べ物を与えていたら、食べる練習にはなりません。
ちゃんと舌が動いているかな?ゴックンできたかな?このポイントをしっかり見るようにしました。結果、もうすぐ1歳の長男、とてもモグモグが上手です。口を閉じて、キレイに食べる事が出来るようになりました。

【5】次女ちゃんモグモグリカバリー方法

ここまで読んだ人は、次女ちゃんのことを不憫に思うかもしれないので、補足させて頂きたいです。次女ちゃんのように舌を上手に動かせない子には、歯磨きの時間などに、歯ブラシで、舌の側面や、ほっぺの内側をチョンチョンと刺激してあげることにより、舌を動かす感覚がつくとのこと(歯医者さん、情報)
この情報を、次女ちゃんが2歳過ぎて仕入れた私は、歯磨きの時にチョンチョン作戦を行なっていました。コレをすると、確かに少し改善されたと感じました。

最後に:離乳食の一番の目的食べる練習である

今回は離乳食の始め方のポイントをお伝えしました。離乳食を始める際に、以下の事を頭の片隅に置いて頂ければと思います。

  • 離乳食に舌の前後の運動、上下の運動、左右の運動がしっかり出来ているかチェックする
  • スプーン選びは意外に大事
  • とにかく待つ。忍耐力が大事
  • リカバリー方法は、歯ブラシで舌チョンチョン

我が家の教訓を生かし、一人目のお子様にも、そして二人目目のお子様にも目をかけ手をかけ、離乳食をスタートしてみてください。食べる練習を1年かけてするイメージで!

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