という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
我が家も例にもれず3人とも生後半年を過ぎたころから夜泣きが始まりました。寝れないと辛い。
夜は寝てくれーという思いで、様々な方法を試した結果をこの記事では書いていきます。
東洋医学的な考え方も少し知っていると、新たな対処方法も見えてくるのでそちらもご紹介します。
【1】夜泣きとは?
夜泣きとは、一言で言えば、原因のわからず泣いていることです。空腹や暑い・寒いなどの不快感が原因で夜泣いていると考えられるのであれば、夜泣きとはいいません。あやしたり、授乳したりなど、何をしても泣き止まない”泣き”、特に夜の間にそうやって泣くことを、夜泣きといいます。
赤ちゃんの夜泣きは、生後3カ月から生後1年半前後に起きやすいといわれています。しかし、夜泣きの時期や程度はそれぞれ。うちの子は全く夜泣きをしません!というお子さんもいらっしゃるし、逆にうちの子ずっと夜泣きしてる…病気かな?て心配になるくらい…とお子さんもいらっしゃいます。赤ちゃんによる個人差はあるということはまず、念頭においておくべきだと思います。
【2】夜泣きの原因は?
夜泣きの原因は、赤ちゃんの月齢により異なってきます。それぞれの夜泣きの原因について探って行きます。
3ヶ月頃
夜泣きが始める3ヶ月頃の赤ちゃんには、そもそも昼夜の区別がありません。お腹の中に居た頃はお20分〜30分寝て起きてを繰り返してる赤ちゃん。生まれてまもなくで睡眠のリズムが取れておらず、短いリズムで寝たり起きたりを繰り返すことが原因ではないかと考えられています。また、この時期はそもそも自分が不快なこと(お腹が減ってたよ、オムツ汚れてるよ、ちょっと暑いんですけど)で泣いていることが多く、不快な状態を取り除いて上げれば、寝てくれることも多いので、厳密には夜泣きとはいえない事も多いかなと思います。
半年〜1歳頃
生後半年頃からは、脳の発達が著しくなること、1日の睡眠リズムが整っていないことが夜泣きの原因になることが多いようです。ハイハイができるようになったりで行動範囲が広がり、脳への刺激が増えてくるけれども、脳が未発達の為に対処出来ない。すると夜になっても興奮状態で起きてしまうということが考えられます。
1歳半〜2歳半頃
この頃から、夜泣きをする子も減ってくるというデータもあるのですが、日中に興奮した時や脳が休まっていない時に夜泣きをするケースもあります。我が家の上二人も夜中に急に大きな声で泣き出し、起こすとハッと我にかえり、怖い夢みてた…。ということがあります。夢をみるということは脳はレム睡眠(浅い睡眠)の状態です。この時期でも昼間の興奮状態が続き、浅い睡眠になり夢か現実か分からなくなり泣き出すこともあると知っていると親も心構えができるかな?と思います。
ちなみに、我が家は寝ぼけながら泣いている子ども達を起こす為に、電気をつけて明るくしたり、水をちょっと顔につけて起こしたりします。
【3】東洋医学的な対策とは?
夜泣きを予防する為に、赤ちゃんの体内時計をしっかり作ってあげることは必要です。朝になったら、カーテンをバッと開け朝ですよー!と教えてあげる(ちなみに、朝日をしっかり浴びてメラトニンというホルモンを放出してあげているとだいたい14〜16時間後に、今日もお疲れ様でした!はい眠る準備してくださいと体に指令を出すので、良い睡眠の為には起きるところから重要です)そして、日中はしっかり体を動かせる、遊ばせる!
というのが、一般的によく言われている夜泣き予防の方法だと思います。
では、東洋医学的な対策とはいったいどういうものでしょうか?
大人もそうなのですが、ストレスを感じると肝の気というものが上に昇り、イライラし、興奮しやすくなります。赤ちゃんにとって、新しい刺激はストレスと感じるので、そのストレスを上手に発散出来ずに夜泣きにつながっていると東洋医学的に考えられているのです。
では、どうすればそのストレスを発散できるのでしょうか?
2つの方法で夜泣きの対策をします。
1.背中をマッサージする
大人もマッサージをされたら癒やされ、「はーストレス発散したわー」となると思います。赤ちゃんも一緒です。背中を優しくマッサージしてあげてください。その時に金属製の小さめのスプーン(小児はりの代わり)を使うとなおよいです。興奮状態だと肩甲骨まわりの筋肉がコリコリになっていることもあるので、やさしくなでてあげると良いと思います。
2.足を温めてあげる
前述したように、気が昇りイライラすると興奮状態になります。昇った気をおろしてあげる目的で、足をマッサージしたり、遠目にドライヤーの風を送ってあげてもよいかなと思います。
下半身が温まってくると眠気も誘うので、寝る前に遊びながらでもお子さんの足を触ってあげると良いと思います。
以上2つの方法を5日ほど試してみてください。それでも夜泣きが続くようであれば、刺激が多すぎる可能性もあるので、少し刺激量を減らしてみて下さい。
最後に:夜泣きの辛い寝不足に東洋医学も取り入れてみて
夜泣きが続くと、本当に寝不足になり辛いですよね。
- 背中を優しくマッサージする
- 足を温める
この2つの東洋医学的な考え方を取り入れ、少しでも夜泣きによるあなたの寝不足が解消され、お子さまと笑顔で過ごせますように。
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