子育て世代へ！メルカリでマーケティングとお金の勉強してみた

「漫画をメルカリで売ってみよう！」

”薬屋のひとりごと”という漫画を３巻まで持っていた小学校２年生の長女が、お年玉でどどーんと全巻（１巻〜１２巻）購入！さて重複してしまった１〜３巻をどうするのか？この記事では、メルカリを使ってお金とマーケティングの勉強を子どもとした話を書いています。子育て世代が、子どもと一緒にお金のことやマーケティングのことを勉強するのにメルカリオススメです！

【１】お金やマーケティングの勉強をするのにメルカリはオススメ！

メルカリって、誰でも簡単にモノを売り買い出来るツールで、私も旦那さんも以前からよく使っているんですよね。子どものサイズアウトした服を売ったり、沖縄に住んでた時は、着る機会がないからという理由で、大人のコート類も売ったりしていました。買うのは、お互い本をよく買っているかな〜。あとは、子どものスキーウエアなんかもメルカリで購入しました。買うと売るをこんなに、簡単に出来るけど、同じ物であっても、出品してすぐに売れるものと売れないものがある。
メルカリって、めちゃくちゃ奥深いと思いますよ＾＾
どうやったら売れるのかな？を長女と考えていたのですが、これってもうすでにマーケティングの一つですもんね。長女も色々意見出すんですよね、小学生だけども。
「値段はこのくらいがいい気がする」「写真の撮り方はこの方がいい気がする」結構的を得てて、すごいな！と思って聞いてました。笑

【２】メルカリ実践編

では、実際にどのようにメルカリを利用して出品から発送までやったのか？を書いていきたいと思います。

１．小学２年生の長女とメルカリで市場調査

まずは、市場調査から。今回のミッションは”薬屋のひとりごと”という漫画の１〜３巻を売ること。まずは、これがどのくらいの値段で売られているのか？を調査しました。コレは680円！ほとんど定価だけど新品未読らしい。これは400円！だけども、ちょっと汚いな。
色々な値段の付け方を確認して、長女がつけたのが、１冊600円！（送料込み）に設定しました。

２．簡単な算数でどれだけ儲けが出るのか？を計算させる

では、600円で送料込みにした場合、１冊売れたらいくら儲けが出るのか？を計算してもらいます。
小学２年生なので、大きな数字の計算もある程度できますよ＾＾
600円（送料込み）の商品が売れたとする。ここから、メルカリさんに手数料を払わないといけなくて、これが販売価格の10％だから、60円をメルカリさんに払う。なので、600円から60を引くと…と質問すると、「540円」と長女が答える。
実はここには、まだ送料が含まれているから、今回らくらくメルカリ便を使うから210円の送料がかかる。ということは…！540円から210円を引くと…と言うと「330円のもうけが出る！」と長女が答える。めちゃくちゃ簡単な計算だけど、600円で売れたとしても諸経費がかかるって、手元に残るのは330円か！というのが、小学生でも理解できた。

３．メルカリに出品してみる

では、早速メルカリに出品してみることに！写真を撮らないといけない。今回出品するのは、ほぼ新品の状態なので、表紙だけでなく、本が日焼けをしていないかも写真で撮る。本人も自分のモノを自分で売る！という気持ちなので、「もっとこんな感じで撮って！お母さん！」と注文も入る。笑
タイトル等は、母が現在やっているマーケティングの知識もフル動員して、概要欄には、この本を売るにあたってのプチエピソードも添えた。どんな人がどんな気持ちで売っているのか？を書いて、他の情報だけ載せて売っている出品者との違いを見せる作戦だ！（急に大人のゲスい作戦が入ってきたぞ！笑）

４．売れた！梱包して発送してみる

出品から１日経った後、まとめ買いで２冊1000円で買えませんか？というコメントが入り、ここは1100円で交渉しようと話し合い、1100円で２冊の本が売れた。「やった〜！売れたんだ〜！」長女、大喜び。１〜２日で発送と設定しているので、すぐに梱包作業に入りました。一冊一冊綺麗にビニール袋に入れる。ただの袋だと雨とかで濡れちゃって、とどいた時にぐしゃってなってたら嫌でしょ？と話しながら、心を込めて梱包。発送してきました！

最後に：小学生でも出来るマーケティングと数字

お金の勉強は、お金を使いながら学ばせる。そこに、何でこの値段なんだろうね？何でこれは売れないんだろうね？と親子で話しながら、お金を動かしてみると、生きた勉強になると思いますよ。
ちなみに、長女は、お年玉を使い、これもメルカリで8000円で薬屋のひとりごとを買ったのですが、今回の３冊をメルカリで売り、おそらく1000円くらいは取り戻す予定。
さらに！以前私たち夫婦がチラッと長女に伝えていた、本をレンタルする！という家庭内レンタル本屋さんを開業し、私に「お母さん、この本読みたいよね＾＾？１冊レンタル100円ね！」と言ってきた。レンタル本屋で長女は1200円の儲けを出す。ぬかりない！笑