この春から小学生になる長女が保育園卒園式の頃から言ってきたこの訴え。そして、イライラする事も増えてきた。これ、ちゃんと東洋医学的な考え方で説明が出来るんです。この記事では、春に起こる子どものイライラや吐き気の原因を3児の母鍼灸師が解説します。
【1】春と関係の深い”肝”
季節と臓腑が関連付けてあり、春は、東洋医学的な考え方では、肝と深い関係があります。この肝という場所は、その人が嫌だな〜とかストレスだな〜と思うことを、落ち着かせ調整してくれる場所になります。
しかし、ストレスが大きくなってくると、さすがの肝も調整出来ずに、暴走しはじめます。
【2】なぜイライラや吐き気が出たのか?
“頭に血がのぼる”という言葉を聞いたことがありますか?
これ、まさに肝が暴走している状態で、気を上に上に上げる性質があるのが肝の特徴です。
春は、そもそも肝の気が旺盛になりやすいので、イライラしちゃう人多いと思います。
また、この上に気をあげる性質が吐き気とも関わっており、口からご飯を入れ、胃を通り腸へと下へ下へと食べ物を運んでいきたいのに、暴走した肝の気が原因でうまく下に食物が運べず、逆流してしまう。これが吐き気の原因の一つと考えられます。
我が家の長女ちゃんは、元来肝の気が強い子なので、春はあまり得意な季節ではありません。
それに加えて、保育園を卒園し、大好きな先生達とお友達と会えなくなるという寂しさ、小学校への不安などがストレスとなり、結果として、肝の気が暴走したのではないか?と思います。
【3】春の子どもの吐き気やイライラの対処方法は?
では、どのように対処すればよいのでしょうか?
子どもの場合は、とにかく大きな声を出させたり、身体を動かして発散させるのがてっとり早いです。また、足(特に足三里:あしさんりというツボ)をマッサージしたり、背中のマッサージも良いですよ。足三里のツボや背中にあるツボで、吐き気も少し和らぎます。また、足をマッサージすることで上にあがった気を下に下げる働きもあります。
最後に:知識をつけて子育てを楽に!
うちの子どうしちゃったんだろう?大丈夫なの!?
知らない!分からない!は不安を助長します。親が知識をつけることで、子育てへの不安も少し減ると思います。
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熊本市北区武蔵ヶ丘で、夫婦で個人事業主として活動しているタラコウタロウ・タラマイです。
子育て世代を笑顔に!をコンセプトに、自分たちができることから挑戦しています!