「不妊治療って奥さんだけがやるもんじゃないの?」このように思っている男性は多いと思います。しかし、今日不妊の原因は男性側にも大いにあるということが分かってきました。この記事では、なぜ不妊治療中の男性が妊活の一つとしてウェイトトレーニングをすると良いのか?という理由についてお伝えします。
精子について知ろう
精子の構造は、遺伝情報である核DNAを含有する頭部、ミトコンドリアの集合した中片部、さらに中心小体から伸びた軸糸からなる尾部から構成されています。精子を構成しているミトコンドリアで生成されるATPと呼ばれるものが精子を動かすエネルギー源になります。つまりATPを増やすことにより精子のあ運動率が上がり、受精能力がアップするということになるのです。
ウェイトトレーニングで精子のエネルギー源のATPを増やそう
ATPを効果的に増やすには、高強度インターバルトレーニング(クロスフィットなど)を行ったり、器具などを使い高強度でのウェイトトレーニングを行うことで増やすことができると言われています。
クレアチンで精子の活性度を高めよう
精子の元気度(=活性度)は、精液中のクレアチン濃度に依存しており、高強度のウェイトトレーニングを行うことはもちろん、スポーツサプリメントなどに用いられるクレアチンを摂取することにも効果があると言われ始めています。クレアチンは、95%程度が筋肉内に存在しており、簡単に捉えると、筋肉が増加すればクレアチンが増えるそして、あくまでも私見ではありますが、ウェイトトレーニングをすると、男性ホルモン、成長ホルモンが分泌されます。オスとしての本能全開なのです。
最後に
この記事では、なぜ不妊治療中の男性が妊活の一つとしてウェイトトレーニングをすると良いのか?という理由についてお伝えしました。
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- 精子について知ろう
- ウェイトトレーニングで精子のエネルギー源のATPを増やそう
- クレアチンで精子の活性度を高めよう
不妊治療中の男性は積極的にウェイトトレーニング(しかも高強度)を行い、クレアチンを摂取してみましょう。そして、効果的に筋肉を増やしていくためにもプロテインは必ず摂取していきましょう。妊活男子よ!トレーニングをしましょう!
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