「ねーねー、お金って何?」
と子どもに聞かれた時に、あなたは答えられますか?3児の母でもある私は、もっぱらお金周りに無頓着でお金の知識がありません(自営業のくせに)そんな私がある一冊の本を読み、感じたこと、お金の子どもへの伝え方をまとめてみました。お金のことを一緒に考えてみませんか?
【1】毎月5000円で自動的にお金が増える方法
タイトルだけ見ると、めちゃくちゃHowto本のように感じるのですが、中身はお金周りの仕組みやお金の捉え方、心持ちまでが書かれており、お金について超初心者の私にとっては読みやすい本でした。本の内容をまとめつつ、私自身が感じたことを書いていこうと思います。
【2】お金自体に価値はない
そもそもお金って何?この質問に答えられたら、この記事は読まなくていいですね。笑
お金が欲しい!収入を増やす!と思いながらも意外に分かってない、お金のこと。
本では、お金を説明する時に、ジュースとコップを使って説明していました。コップにジュースが描かれている図を見せて、大事なのはどっちだと思う?と。この図では、コップがお金、ジュースが価値を表しています。お金を稼ぎたかったら、お金そのものに意識するのではなく、お金に注ぎ込まれている「価値」に注目すべきだと。つまり、器に注いでいるジュースは100%果汁のジュースか、無果汁なのか。
結論を言うと、お金を稼ぐとは、あなたがだれかの問題をいかに解決したかによって支払われる対価であり報酬なのです。
【参照】毎月5000円で自動的にお金が増える方法P45
会社に勤めていると、目の前の仕事に追われ、問題解決の為に!と思い意識をして仕事をすることは少ないと思います。私も鍼灸整骨院時代は目の前の仕事に追われ、くたくたになりながら、こんだけしか給料をもらえないの?とぼやいていました。でも、そりゃそうだ!目の前のお客様もよりよくしたい!この治療院がもっとお客様に喜んで頂くにはどうしたらいいのか?などをほとんど考えてい私が、その院に対して価値を提供してないのにお金を多くもらいたいというのは間違った考え方だったと今になって思います。
【3】6歳までに決まるお金に対する潜在意識
「また無駄遣いして!」「あんたのせいで借金まみれで苦労ばっかり!」子どもの前で、こんな会話してませんか?6歳までの子どもの脳は、全開状態。お金に対する負の情報は、子どもの潜在意識にしっかり刻み込まれます。投資をやるのは怖いことと思い、大人のワタシたちが一歩踏み出せないのは、子どもの頃に植え付けられた潜在意識が関係しており、潜在意識は自分で考えているものではなく自動運転で行っているので、もはや、仕方ないよね。とも本に書かれていました。
ちなみに、まずはこの潜在意識を理解したら、子どもの頃の潜在意識の書き換えも可能とも書いてありました。
潜在意識の書き換えには、イメージで語りかけるのが大事みたいです。寝る前に未来で自分がなりたいイメージを描き潜在意識に送り込む。そうすれば寝ている間に潜在意識が考えてくれ、朝起きるとその未来のイメージに向かう為に何から手をつけたらいいかが分かるみたいです。
しかし、私たち子育て真っ只中の親が子どもにすべきことは、まずはお金に対してポジティブな潜在意識を子どもたちに刻み込むことだと思います。
【4】「家に大金をつぎ込むくらいならリターンの多い子どもの教育に投資だよ」と言った著者の父親の言葉
「持ち家を持ってこそ一人前」という考えが高度成長期の日本人に刷り込まれました。戦後の日本を支える上では必要な政策だったと思います。(真面目に働いてもらい税金も納めてもらう為に)でも、ローンを払って自分のお財布からお金を払って35年ローンを組んで長年自分で住む家は、資産ではなく負債なのです。(転売可能な物件や自分では住まずに貸すような家は資産になる)
その考えをベースにすると、著者の父親がいった言葉は、深みを増すのだなと。いくら大きな家を買っても、一定の条件を満たさない限り、それは負の資産になり利益を生まない。しかし、子どもへの教育は最高の利回りを得るための投資になる。実際に、この著者の4人いる兄弟は、この本の著者が20代で10億円の資産を作り、著者の兄は年商10億円のIT企業の社長になり、姉は弁護士、弟は内科の医者として活躍しているようです。投資に対する利回りがすごい!笑
そして、著者が父から学んだ大切なことは『世の中で唯一、原価償却しない財産は”自分”である』ということのようです。
私も主人もそれぞれの親に教育をしっかり受けさせてもらいました。なので3人の子ども達にはお金が無いから…という理由で教育を受ける権利を奪いたくないといつも話しています。自分という財産を輝かせる為に子ども達には、学びたいことを学べる環境を用意するつもりです。
余談ですが:銀行に預けているお金は35年後には半分の価値になる
政府のお仕事は、社会保障や公共事業、様々なところでお金を使います。この税源は税金なのですが、税金ではまかないきれないので、国債というものを発行し、国債を銀行に買ってもらうことで銀行に借金をしてお金を借ります。銀行は、この国債を中央銀行に買ってもらいお金に替えます。では、中央銀行はどうやってその国債を買うお金を得ている?
プリンターのボタンを押すだけ!と本にも書いてある通り、原価20円程度の1万円という紙切れをプリントアウトすること(=お金を作る)ことにより、国債を買っているのです。こうすることにより、お金が市場に沢山出回る⇒お金の価値が下がるという仕組みなのです。
現在政府は年に2%インフレ(お金の価値を下げる)を進めるという方針を明確に打ち出しているので、計算すると年に2%のインフレが進むと35年間でお金の価値は半分。つまり、今子どもが将来使えるように…と1000万ためていたとしても35年後には500万の価値しかないということです。
お金のこと、まずは親がしっかり学ぶべきですよね。知らないと損をする!
最後に:お金の勉強を親がまずやる
この記事では、毎月5000円で自動的にお金が増える方法 という本を読んで3児の母が感じたことを書いてみました。
子どもにお金に対してポジティブな潜在意識を持ってもらうために、まずは親がお金について学んでみませんか?
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熊本市北区武蔵ヶ丘で、夫婦で個人事業主として活動しているタラコウタロウ・タラマイです。
子育て世代を笑顔に!をコンセプトに、自分たちができることから挑戦しています!